総量規制とは?

総量規制についての知識は、カードローンでどのくらい借りられるかを考える場合に重要です。複数社からの借り入れをしている場合は、特に注意が必要です。

 

総量規制とは?

総量規制は借りすぎを防ぐ仕組みです。

 

貸金業者は個人に対して貸付けを行う場合、年収の3分の1を超える金額を貸してはいけません。
例えば年収300万円の場合、100万円が借りられるお金の上限になります。

 

上限は金融機関ごとに設定されるのではなく、個人単位で決まります。
年収600万円の人がA社から150万円借りていた場合、B社から借りられるのは50万円が上限です。

 

総量規制には除外や例外もあります。
例えば消費者金融のカードローンは総量規制の対象ですが、銀行カードローンは対象外です。
おまとめローンや不動産担保ローン、自動車ローン、ビジネスローン、緊急時の貸付けについても総量規制の対象とはなりません。
また、配偶者と年収を合算して上限金額を決められるという仕組みもあります。

 

総量規制ができた理由

2010年から総量規制が始まったのは、多重債務者が社会問題となったためです。

 

2005年から2006年の多重債務者(借入件数5件以上)は230万人にもなりました。この時期、経済苦を理由にした自殺者は8000人近く、多重債務の問題を一刻も早く解決する必要がありました。

 

このとき、銀行カードローンについてはその社会的信頼性の高さから対象外とされました。しかし、最近では銀行による貸しすぎが問題となっています。既に総量規制のような年収を基準とした自主規制も始まっており、今後一層同様の流れが広まっていくことが予想されます。

 

年収に含まれるもの

総量規制において年収とされるのは、給与・年金・個人事業所得・不動産収入の4つです。

 

退職金や保険金、遺産、ギャンブル・宝くじなどは一時的なものであるため、収入とはみなされません。

 

 

年収をチェックする方法

法律では、50万円以下の借り入れであれば年収は自己申告で良いとされています。借り入れが50万円を超える場合や、他社と合わせた借入金額が100万円を超える場合については、収入証明の確認が必要です。

 

ただ、50万円以下の場合でも、審査の状況によっては収入証明の提出を求められる場合もあります。会社勤めでなく、自営業の場合や不動産収入などの場合も、収入を証明する書類の提出を求められます。
収入証明が必要になりそうな場合は、申し込み前に準備しておくと審査がスムーズに進みます。